いよいよ出揃った感のある、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの新パレハ予想。
鷹木信悟、タイチ、川人拓来といった王道予想から、貴乃花や高橋由伸、クレイジーSKB(666)といった大穴予想まで様々。
当ブログでも予想してみた。
新日本プロレスの世界戦略
キーワードは「世界戦略」。
ここ最近、新日本プロレスでは世界戦略に力を入れている。
- IWGP USヘビー級王座の設立
- アメリカ大会の定期開催化
- ハロルド・ジョージ・メイ社長の就任
その結果、映像コンテンツ「新日本プロレスワールド」の新規会員が激増、うち6割がアメリカからの加入だという。
その影響もあるだろう、新日本プロレスの各種タイトルホルダーも外国人選手が独占するようになってきた。
- IWGPヘビー=ケニー・オメガ(66代)
- IWGPインター=クリス・ジェリコ(19代)
- IWGP US=ジェイ(2代)、ジュース(3代)、Cody(4代)
- NEVER=マイケル・エルガン(18代)
もはや、世界戦略なしに、今後の日本プロレスは語れない。
ロスインゴの弱点
新日本プロレスの各ユニットには、様々な外国人選手が所属している。
- 本隊=マイケル・エルガン、ジュース・ロビンソンなど
- CHAOS=ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイ
- 鈴木軍=K.E.S.、ザック・セイバーJr.
- BULLET CLUB=ケニー・オメガ、Codyなど多数
現役の王者も多数いる。
では、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはどうだろうか?
末尾に「ハポン」と付く通り、もともとロスインゴはメキシコで結成されたユニットの日本版。
メキシコの本隊に行けば、外国人(日本から見て)レスラーばかりだがメキシコの選手が中心。アメリカに進出するとなると少し弱い。
そう。
世界戦略、それもアメリカにおいて考えると、ロスインゴは他のユニットに比べて劣っている。
そこでだ。
外国人のレスラーを新パレハとして迎えてみてはどうだろう。
新パレハ候補の外国人レスラー
3人の候補を考えた。
ジュース・ロビンソン
新日本プロレスでは本隊に所属し、日本人が思い描くアメリカを意識したド派手はパフォーマンスが特徴。2018年には、ジェイ・ホワイト選手からIWGP US王座を奪取し、外国人のエースを目指す。
今のジュースはスランプに陥っている。
左手骨折の影響か、その勢いは失速し初防衛戦にてCody選手に敗退、その後も精彩を欠いている。
原因は、正統派を意識した単調な試合スタイルにある。これは正統派であった内藤選手に共通しているように思う。
内藤選手を追って、ロスインゴ入りしてはどうだろう。
ビジュアルの良いジュース選手がロスインゴで、ダークネスヒーロー化するのも見てみたい。
きっと、クリーナー時代のケニー・オメガ選手のようになるのではないか。
もともとジュース選手は、制御不能化した内藤選手の最初のパートナー。
あのときはお互いの主張が噛み合わなかったが、このタイミングで伏線を回収してもいい。
ザック・セイバーJr.
新日本プロレスでは鈴木軍に所属する。2018年には、春の本場所「ニュージャパン・カップ」を制覇。卓越したサブミッションを武器に猛威を振るう。
ザック選手の実力は誰もが認めるところだろう。
しかし、ユニット内でのポジションは恵まれているとは言い難い。
内藤選手には、ニュージャパン・カップ、G1クライマックスと2回連続で勝っている。
それなのに、内藤選手と闘い話題を集めるのは鈴木みのる選手、鈴木選手は2回連続で負けているのにだ。
思うに、鈴木選手と闘い方が共通するのが原因なのではなかろうか。
鈴木軍では同じスタイルの選手は必要ない。
マネージャーを務めるTAKAみちのく選手が、欠場しているのも気になる。
クリス・ジェリコ
世界的に有名なスーパースター。数々のタイトルに加え、新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王座も奪取。来日回数は限定されるが、それが不気味さを増す。新日本プロレスのジョーカー的存在。
あまりに音沙汰がなさすぎる。多忙なのは良いが、肝心の試合を組めていない。
ジェリコ選手がタイトルを獲ったのは2018年6月9日のこと。
新日本プロレスのタイトル規定によると、防衛戦の期限は半年。つまり12月9日までに防衛戦を行わないと、IWGPインターのベルトは剥奪される。1.4では遅いのだ。
仮に11.3エディオンアリーナ大阪でタイトルマッチをするにしても、そろそろ仕掛けないと始まらない。
そこで、ロスインゴに加入だ。
これまでジェリコ選手は、新日本プロレスのどのユニットにも所属していない。2018年は内藤選手との抗争で始まったのも何かの縁。
「LISTA INGOBERNABLES DE JERICHO」のTシャツが「LOS INGOBERNABLES DE HAPON」になるかも。
ロスインゴの新メンバー
外国人選手を3人挙げてみた。
挙げてから気づいたのだが、ジュース選手もザック選手も、両国では試合を組まれている。ザック選手なんて、直後の試合だ。
発表、セコンドだけならまだしも、今の新日本プロレスで2試合連続はちょっと辛い。
残るは、ジェリコ選手のみ。これはけっこうありそう。
知名度抜群のジェリコ選手ならば、ロスインゴの世界戦略にもぴったりだ。
日本でTAKAみちのく選手や外道選手がやっているような、通訳&案内人みたいなことだってできそう。
ジェリコ選手がボーカルを務めるバンド「FOZZY」のスケジュールも空いている。
10.6にアメリカ・ニュージャージー州、11.7にニュージーランド・オークランド
10.8両国でロスインゴとして闘い、11.3大阪でタイトルマッチを行う。
その後は、FOZZYのツアーに専念してもらって、1.4東京ドームでも試合。
どうだろうか。
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