両国国技館が騒然!
<新日本プロレス:両国大会>◇8日◇両国国技館
新パレハの正体は、高橋裕二郎だった。
この日、ロスインゴは第5試合で、ケイオスと8人タッグで対戦。内藤哲也の入場曲「STARDUST」が鳴り響く中、突然場内が暗転し懐かしい曲がかかる。そこに一人の男が現れた。高橋裕二郎だ。そう、曲は「NO LIMIT」。若手時代に組んでいた、内藤と高橋のユニット名でもある。高橋は悠然とリングに入り、他のメンバーと拳を合わせた。
試合は高橋が捕まる場面もあったが、NO LIMITの連携、リミットレス・エボリューションで反撃。最後はリミットレス・エクスプロージョンで矢野からフォール。約7年ぶりのタッグ結成を勝利で飾った。
「紹介する、ロスインゴの新しいパレハ、高橋裕二郎だ!」試合後、内藤は満員の観客に高橋を紹介。「彼には6年前の10.8、ここ両国国技館で黒星をつけられた。やり返す機会を伺っていた」「彼のことは以前から目をつけていました。ケイオスからバレットクラブに入り、くすぶっていたことも知っています」「もしかすると、彼の加入は失敗に終わるかもしれない。でも、俺は高橋裕二郎の実力を誰よりも知っている」
欠場中の高橋ヒロム、次の試合に出るEVILを除く4人で「EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、裕二郎、内藤、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン」。歓声をあびた。
コメントブースで内藤は、高橋とのNO LIMITでワールドリーグ戦への出場を宣言。「昨年はさ、ワールドリーグ戦にひどいこと言っちゃったからね、今年は見ててよ。カブローン」
内藤がコメントを終えると同時に、EVILとSANADAが無言で退出。タッグを主戦とする2人は思うところがあったのだろう。NO LIMITの結成は、ロスインゴ内に新たな火種を起こしたようだ。
高橋裕二郎を予想する理由
高橋裕二郎がパレハだと予想する根拠は次の3つ。
黒の6、10と8
事前に公開された「ビデオメッセージ」の最後を思い出してほしい。
これは、6年前の10.8を指す。2012年、両国大会で内藤は高橋裕二郎に負けた。そのことを忘れていなかったのだ。
彼のことは以前から目をつけていました。
内藤選手は、新日本プロレス以外の団体を見ない。
つまり、パレハは新日本プロレスの選手ということだ。おのずと対象は限られてくる。
失敗するかもしれない
NO LIMITが実働していたのは7年も前。再結成したとしても活躍できる保証なんてどこにもない。だから、内藤選手は不安を見せたのではないか。
ニュースに使っていいよ
これらを踏まえると、新パレハの正体は高橋裕二郎選手ということになる。しかし、最近の高橋選手は精彩を欠いている。このタイミングで組むのはリスクが高い。
だからこそ、内藤選手は賭けに出たのではないか。正直、当たる確率は少ないかもしれない。これこそ「一歩踏み出す勇気」だろう。
この記事が、真実になるか、フェイクになるかは、10.8両国国技館大会次第。
事実になったら、各スポーツニュースさん、使っていいよ。
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