ヒールなの?CHAOS(ケイオス)は新日本プロレス正規軍なのか?

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週刊プロレス1738号

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新日本福岡大会のメインで裕二郎が乱入!オカダ陥落!

5月3日の福岡大会で行なわれたメインイベント、オカダ・カズチカ選手vsAJスタイルズ選手の一戦に、高橋裕二郎選手が乱入しました。

裕二郎選手はオカダ選手に東京ピンプスを敢行。ダメージの残るオカダ選手をAJスタイルズ選手がブラディサンデーからスタイルズクラッシュを決め、IWGPヘビーのベルトを奪いました。

裕二郎選手は、オカダ選手と同じヒールユニット「CHAOS」に所属。つまり、裕二郎選手の行動はCHAOSに反旗を翻したことを意味します。

近頃、裕二郎選手は自信への扱いの悪さを訴えて無気力ファイト、およびツイッターでの体制批判コメントが目立っていました。

また、4月20日に行なわれた愛知・豊橋大会では8人タッグマッチに出場しながら、明らかな怠慢ファイトを展開。自軍の敗戦が濃厚となった場面で、なんと試合中にも関わらず控え室に帰ってしまったことがありました。

ここ最近、新日本に対する怒りというか…。それを通り越して、もう無気力感しかない。存在を全否定されて、気持ちが萎えてる

上記は、そのときの裕二郎選手のコメント。層の厚い新日本プロレスで、目に余る無気力ファイトではすぐに出場機会を奪われてしまいます。

それは、R指定男としてブレイクを果たした裕二郎選手とはいえ例外ではありません。もしかすると、このまま本当にリング上からフェードアウトも考えられただけに、オカダ選手や外道選手はもちろんこと、我々ファンもハメられたと言わざるを得ません。

ファンの支持を得すぎてしまったユニット「CHAOS」!

元々、CHAOSは新日本プロレス正規軍に対抗するヒールユニットとして誕生しました。結成当初こそ真壁選手を標的に悪党ファイトを繰り広げ、アンダーソン選手や内藤選手を追放するなどヒールらしい動きを見せました。

しかし、中邑選手が独特のファイトを形成し、矢野選手らもコミカルな悪党ファイトを見せるにつれヒール色が徐々に失われつつありました。

2012年にはオカダ選手が加入したことでヒールユニットとしての色はほぼ消滅。中邑選手とオカダ選手の二枚看板を要することでファンの数も激増したのです。

2014年4月に発売されたDVD「CHAOS結成5周年記念DVD Y・T・R的修学旅行」では、入浴シーンや寝起きドッキリが収録されるなど、コミカル色を前面に出したことで、ヒールユニットとしての色は完全に消滅しました。

CHAOSはヒールユニットでありながら、新日本プロレスの人気ユニットとなってしまったのです。

あまりに人気の出すぎたヒールユニットからは離反者が出る」はプロレス界の常識。今年に入ってツイッター上で不満を惜しげもなく後悔する高橋裕二郎選手が離脱することとなりました。

新日本プロレス内のユニットは再編のときが来ているように思います。

CHAOSにいたら俺の才能が潰される。

これが、裕二郎選手がCHAOSを離脱した理由です。

ヒールがヒールらしく立ち回れない。一旦不協和音が生じると修復は困難です。こうなるとCHAOSは既に解散への秒読みを迎えているのかもしれません。

また、同じヒールユニットでありながら、会場人気の高い鈴木軍も同様。ポイントゲッターであるK.E.Sの来日が途絶え戦跡も今ひとつ。何か新しい刺激が必要のように思えます。

一方、プリンス・デビッド選手が率いてきた「BULLET CLUB」は、ヒールになりきれないデビッド選手が離脱し、新たにAJスタイルズ選手と裕二郎選手が加入。おそらく、今まで以上にヒール色を強めていくことでしょう。

CHAOS内においても、二枚看板であるオカダ選手と中邑選手の抗争が開始される予感がいたします。

CHAOSの結成が2009年。鈴木軍の結成が2011年。もしかすると、新日本プロレスのマットは、ユニット再編の時期が近づいているのかもしれません。