”元”プロレスラー森嶋猛氏が暴行で逮捕！被害を受けた3人の男たち

11.4（日）23時ごろ、元プロレスラーの森嶋猛氏が、タクシー運転手への暴行罪で逮捕された。

原因はタクシーの降りる際に料金18,000円の支払いを巡ってトラブルになったとのこと。森嶋猛氏本人も容疑を認めているようだ。

元プロレスラーの暴行事件

一部メディアでは、プロレスラーと報じられているが、これは間違い。

なぜなら、森嶋猛氏は2015年に引退を発表し、それ以降はプロレスのリングに上がっていないからだ。

ただし、2018年に復帰を発表したことで話が少しややこしい。そこで、森嶋猛氏の復帰発表から暴行事件に至るまでを時系列に紹介したい。

いったん、10月15日に復帰戦が決まるも、自身の怪我により試合が中止。怪我の回復を待っていた間での暴行事件である。

つまり、暴行を起こした時点では森嶋猛氏はプロレスラーではない。引退から約3年。

元プロレスラー、あるいは昔プロレスをやっていた人という言い方が妥当だろう。

森嶋猛氏は、上記の復帰戦が中止になった際、次のようなコメントを残している。

【森嶋 猛/本人よりお詫び】
この度は、私の復帰の為に多大なるご尽力を頂きました、杉浦選手、内田会長をはじめ、プロレスリング・ノアの関係者の皆様、応援を頂いている皆様、メディア各社様、何よりもお待ちいただきましたファンの皆様、皆様のご好意を裏切ることとなり、伏してお詫び申し上げます。本当に情けなく、しょっぱくてごめんなさい。
復帰したい気持ちは本心なので、一日も早く回復させ、リングに立ちたいと思います。
勝手ばかり、ご心配をお掛けしてばかりで本当にごめんなさい。

LIDET ENTERTAIMENT SPORT

被害を受けた男たち

さて、この事件により被害を受けた男たちがいる。

主たる3人を紹介したい。

杉浦貴

森嶋猛氏が所属していた、プロレスリング・ノアのトップレスラー。10.15に予定されていた、森嶋猛氏の復帰戦の相手を務めるはずだった。

実は森嶋猛氏の引退は、いろいろ問題があっての引退。多くのレスラーから反感を買っていた。もちろん、杉浦貴選手だってその一人。しかし、杉浦選手は、復帰戦の相手を買って出た。

怪我による中止は致し方ない。しかし、それは万全な状態でリングに上がることで恩を返すべきこと。

結局のところ、杉浦貴選手は振り回されただけとなった。このまま復帰戦は実現せずに終わるのだろうか。

拳王

森嶋猛氏の復帰をもっとも喜んだ、拳王選手。

拳王選手は、引退前に森嶋猛氏が率いていたユニット「超危暴軍」の一人。引退後も、週刊プロレスで連載しているコラムで、ずっと気にかけていた。

復帰が決まったときも、2週に渡って森嶋猛氏を話題にした。

ものすごく嬉しいよ。いろんな思いを持ってる人はいるかもしれないけど、ものすごくお世話になった人があれだけ廃れてた姿を見てたんで。

週刊プロレス1969号

どんなファイトよりもリングに上ってる森嶋さんをまずはひと目見たいなって。（中略）豪快でカッコイイ森嶋さんでリングに戻ってきてもらいたい。

週刊プロレス1971号

いつだって、森嶋猛氏を慕っていた拳王選手。このまま、復帰戦は実現せずに終わるのだろうか。

天龍源一郎

森嶋猛氏と同時期に引退した、元プロレスラー天龍源一郎さんも、週刊プロレスのコラムで取り上げた。

厳しい言葉を投げかけつつも、温かい言葉をかける。

男だったら「コノヤロー、見返してやる！」と思って、もう3ランクぐらいアップしたお前でリングに上がらんかい！って俺は言いたいよ。

お前に期待したヤツの思いを裏切るな！メガトン級の火の玉になって頑張らんかい！

週刊プロレス1971号

ミスタープロレスこと、天龍源一郎さんにここまで言わせた以上、このままでは終われない。

続報が待たれる。

森嶋猛容疑者に関係者が送ったツイートをまとめました

元プロレスラー森嶋猛容疑者に送られたツイートをまとめました。

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