たとえば、若手のプロレスラーを応援したとする。
やがて、その若手は強くなり、トップ戦線に上り詰めて、チャンピオンになった。あなたの応援する選手は、押しも押されぬ人気選手になったとする。
そんな、あなたに問いたい。
応援する選手が強くなっても、応援できますか?あなたは、応援する選手が人気選手になっても、応援し続けることが、できますか?
今日は、応援する選手が、人気者になったプロレスファンの、「なれのはて」を紹介します。
プロレスファンの、なれのはて
4種類のなれのはてを紹介する。
親目線になる
若手のころから応援しているから、強くなるのがすごくうれしい。半面、ファンが増えたことに寂しさを感じる。
まるで我が子の成長を喜ぶ親のような目線。
たまに「私が育てた」なんて勘違いする人もいるけど、総じて厄介度数は少ない。まさしく親が子供を見つめるような目線で選手と接する。
親近度★★★★☆
情熱度★★☆☆☆
厄介度★☆☆☆☆
選手の成長がいとおしい。
調子に乗る
「ファン歴=ステータス」と考える。
「強くなったよね~、私が見始めたころは、まだ黒いパンツでさ~」などとマウントするのが好き。なぜか80年代から見てるファンに多い。
絡むと面倒で、厄介度数は高め。たまに、関係者のような発言をするが、ただのファンだ。それでいて、お金は落とさない。
親近度★☆☆☆☆
情熱度★★★★☆
厄介度★★★★★
実は、言うほど知識はない。
一歩引く
自分より若いファンが増えてきた。昔なら「私が応援しないと…」なんて、謎の使命感があったが、今はそれほどでもない。
ファン同士の集まりでも、我を主張することはないが、一歩引きすぎるのが逆に面倒。厄介度数はほぼ低め。
たまにレアグッズをくれることもある。記憶力はかなりよい。
親近度★★★☆☆
情熱度★★☆☆☆
厄介度★★☆☆☆
今ごろ、新しい推しを見つけてる。
なにも変わらない
最前獲るぞ!写真撮るぞ!グッズ買うぞ!と、応援し始めたころから、何もスタンスを変えていない。
ファンクラブに入ったり、遠征したり、握手会を全通したりと、もしかすると勢いは増してるかもしれない。たぶん、10年後も変わらない。
新規がいれば入りやすい空気作るし、静かだったら率先して盛り上げる。厄介度数はまったくなし。
親近度★★★☆☆
情熱度★★★★★
厄介度☆☆☆☆☆
いつまでも熱い心を持っていてください。
なれのはての果て
なれのはては、どこに行き着くか?ヲタクは新規のヲタクを排除するなどと言うが、あなたはどうだろう?
新規のヲタクに優しい、なれのはてになりたい。