棚橋弘至vsオカダ・カズチカのIWGPヘビー級王座挑戦権利証マッチ直前。
三重四日市大会で、G1クライマックス覇者・棚橋がとんでもないコメント爆弾をオカダに投げつけた。
権利証を懸けての闘い、リスクはデカいじゃないですか。オカダもなんか懸けろよ。オカダは……YOSHI-HASHI懸けろよ
引用 新日本プロレス
なんと、自らオカダに対戦を表明しながら、その見返りにYOSHI-HASHIを懸けろと言い出した。
「いや、そもそも挑戦権利証とYOSHI-HASHIってバランスとれてないだろ！」なんて、つっこみはさておき。
いきなり賭けの道具にされたYOSHI-HASHIはもちろん、全プロレスファンが思わず、「ちょ、マジで！？」と叫んだことだろう。
感じたままに動いていく
オカダからすると、たまったもんじゃない。6月にIWGPヘビー級王座から陥落し、G1クライマックスも予選敗退。テーマなく迎えるはずだった新シリーズで、G1覇者から突然対戦相手に指名されてウキウキしていたのに、棚橋の本当の目的はYOSHI-HASHIだった。
「ふざけるんじゃねぇ！」と、YOSHI-HASHIが突っぱねたなら、振られたオカダも救われたかもしれない。そんなオカダの心情を知ってか知らずか、YOSHI-HASHIはのんきに答える。
俺が感じたものに、感じたままに動いていくから
引用 新日本プロレス
まんざらでもねぇじゃねぇか！
2012年に仲良く凱旋帰国してから、ずっとCHAOSで一緒にやってきたのに、棚橋に口説かれたとたんに、何をベタなマンガみたいなフラグを立ててんだ！？
オカダからしたら、戦う当人なのにすでに応援モード、むしろ清々しい気持ちになりかねないだろう。
三角形の恋はきまぐれ
棚橋、オカダ、YOSHI-HASHI。そうだ、これもう三角関係ではないか。
棚橋弘至を中心に、同じユニットのオカダとYOSHI-HASHIが対立する。
三角形といえば不安定。アイドルグループ、虹のコンキスタドールの「トライアングル・ドリーマー」を聞きながら憤った。
三角形 三角形の恋はきまぐれ
一瞬で 一瞬でくずれるバランス
わたしアナタ彼女とわたし
超絶！複雑！百合展開は想定外です！トライアングル・ドリーマー/虹のコンキスタドール
虹コンといえばコレというくらい有名な曲。しかし、ヲタのコールがうるさく、歌詞をちゃんと聞きとれたことがなかったので驚いた。
アップテンポなメロディーからは考えられないほど深い歌詞だ。早い話が、百合というかレズの歌。レズの歌を10代半ばの少女が歌うのもどうかと思うが、40代50代だったらそれはそれでどうかと思う。
想定外の展開に戸惑いながらも、一瞬で崩れるバランスを危ぶんでいる。これって、どこかで聞いたセリフでないか？
物事が変わるのは、一瞬だ！
これかーーーーー！！！
一瞬で変わると言いながら、何年たっても変わらないのはこの日のための壮大な前振りだとしたらすごい。YOSHI-HASHIすごい！！
三角形 三角形の恋はきまぐれ
一瞬で 一瞬でくずれるバランス
普通の恋 夢みてたのに
ノーマル設定のわたしじゃちょっと無理ゲーすぎます！トライアングル・ドリーマー/虹のコンキスタドール
普通の恋。つまり普通のプロレスラーを夢みていたのに、トップ同士の闘いに巻き込まれてく。
自分はあくまでノーマル設定だ。トップ戦線で戦うなんて無理ゲーだと謙遜するところがYOSHI-HASHIらしい。たぶん、そんな奥ゆかしいところに、トップの2人が食いついたのだろう。
プロレスラーはサラリーマンとは違う。裏切りなんて日常茶飯事だ。帰国してから、なんとなくヒールを演じていたけど、ヒールの属性なんてこれっぽちもないことなんて、誰もが気づいている。棚橋からは光属性と指摘された。そうかもしれない。
三角形 三角形の恋はきまぐれ
なんちゃって なんちゃってじゃ済まないカテゴリー
彼女のこと好きになれたら
なんて妄想しちゃいます
…わたしどうかしていますトライアングル・ドリーマー/虹のコンキスタドール
すでに答えは出ているようだ。後はいつ行動に移すか？
棚橋とオカダの試合が行われるのは神戸ワールド記念ホール。
神戸といえばデートスポット満載の観光地。三宮センター街に神戸メリケンパーク、六甲アイランドに須磨海岸。ベタなマンガみたいなフラグを立てる場所はどこでもある。
神戸ワールド記念ホールは事件が起こる会場としても知られている。獣神サンダー・ライガーがグレート・ムタと闘い鬼神ライガーとなったこともあるし、内藤哲也がIWGPインターコンチのベルトを放り投げたのもこの会場だ。
「…わたしどうかしています」とあるが、どうかしているのは今に始まったことじゃない。
使いもしない棒をもって出てきたり、「俺のハートは砕けたか？」などと質問していた時点でとっくにどうかしている。最近どうかしているように見せかけている時点でどうかしているんだ。
CHAOSとデートなう
神戸ワールド記念ホール大会が行われるのは9月23日（日）。
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その日は「トライアングル・ドリーマー」を歌う虹のコンキスタドールの姉妹ユニット、ベボガが解散する日でもある。運命を感じずにはいられない。ベボガの鹿目凛（ぺろりん先生）ちゃんは、SNSの「彼女とデートなう」の産みの親。
YOSHI-HASHIのツイッターを見ると、「CHAOSとデートなう」のような写真が溢れてる。
久しぶりに2人カフェ pic.twitter.com/bSlo860qHd
— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) 2018年3月12日
帰国します pic.twitter.com/5frC1XzHjt
— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) 2018年7月2日
ありがとう。サンフランシスコ
日本に帰ります
Thank you very much. San Francisco I return to Japan. pic.twitter.com/eEppllLP7f— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) 2018年7月8日
コレって、ベタなマンガみたいなフラグ？YOSHI-HASHIのハートは砕けないが、ファンのハートはとっくに砕けてる。物事が変わるのは、一瞬だ！！！
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