今回は月に1度は後楽園ホールなどでプロレスを必ず観戦するというような、プロレスヘビーユーザーの男性が、実はこっそり心のなかで思っているであろうことを、こっそり代弁してみたいと思います。
それは…、
最近、若くて可愛いプ女子の数が減っていませんか?
ということです。
プ女子とは?
少し前までプ女子といえば「若くて可愛くて、あまりプロレスのことは知らないけれど、女友だちと一緒にプロレス観戦に来ちゃった」と言うようなノリの若くて可愛い女性が中心だったように思います。
それがなぜか?
最近では、プ女子の聖地・後楽園ホールの特別リングサイドさえも、なんだか若くも可愛くもないプ女子が目立つようになってきました
それどころか、新日本プロレスやドラゴンゲートのように女性受けしやすいプロレスだけでなく、新木場なんかで行われるようなゴリゴリのプロレスに集まるような、分類上、雌というだけのような女性までもが、プ女子なんてカテゴライズされる始末。
なんだか、プ女子の定義がゆらいでいるような気がします。
そもそも「プ女子」なる言葉が出てきたのが、広く。さんの著書「プ女子百景」が発売されたあたりからとすると、既に2年が経過しています。
2年というと、デビューしたばかりのヤングライオンが、そろそろ黒パンツを脱ぐために、海外武者修行を志願するくらいの長い期間です。
この長い長い2年間に、プ女子にいったい何があったのでしょうか?
今回は、このあたりを探ってみたいと思います。
あっ、先に言っておきますが、今回の記事は女人禁制としておきます。
なので、女性の皆様はこの先を絶対に読まないようお願いします。
あと、面倒な正義クンも帰ってね。
たとえ読んだとしても自己責任。
怒り狂って、クレームを入れたりすることのないようしてください。
「KEEP CALM and SAY トランキーロ!」です。
プ女子にもいろいろ
そもそもなぜ、若くて可愛いプ女子が減ってきたのでしょう。
これはプ女子に限らず、物事の質が落ちるときには必ず絶対数の増加が関係してきます。
上記の「プ女子百景」が発売されたあたりから、マスコミが寄ってたかってプ女子をテレビで紹介し、さも、プロレスには若くて可愛いプ女子で溢れてるみたいな消費を始めました。
そうなると、それまでプロレスから遠ざかっていた男性や、プロレスなんかに全く興味もないような男性が、プロレスの会場に足を運ぶようになりました。
ええ、もちろん彼らの目的はプロレスではありません
プロレスの会場に集った、若くて可愛いプ女子を喰うためですね。
彼らは例外なく、プ女子に優しいです。
観戦歴の少ないプ女子に声をかけて、プロレスの歴史を教えてあげたり、一緒に観戦したり、食事をご馳走してあげたりします。
ハッキリ言って、女性の絶対数が少なかったプロレスの会場では、プ女子はモテました。
そうなると増えてくるのが、上記でカテゴライズした以外のプ女子です。
えっ、どんなプ女子かって?
そりゃあ、若くも可愛くもないプ女子ですよ。
若くも可愛くもないプ女子が、男にモテると聞いて、プロレスの会場に押し寄せるのです。
ハッキリ言って、性欲モンスター。
それまでプ女子というと、若くて可愛い女性と相場が決まっていたはずです。
しかし、何をどう間違えたのか、あまりにマスコミがテレビや雑誌なんかで、プロレスの会場では女性がモテるなんて誇大広告するもんだから、モテたい一心で、若くも可愛くもないプ女子が訪れるようになりました。
すると、これまでせっかく若くて可愛い少数のプ女子と、圧倒的多数のプヲタと、それなりのイケメン風の男性ファンというように、ちょうど良く保たれていた生態系が崩され、若くも可愛くもないプ女子の絶対数が増えてしまいます。
プ女子の質が落ちる原因
これに困ったのが、プ女子目当ての新規のイケメン風男性ファン。
若くて可愛いプ女子がいっぱいいると聞いてやってきたのに、実際に会場に来てみたら、もう動物園のようにひどい状態なんですからね。
そうなると、さすがにプ女子目当てで会場にやってきたとしても、無理にプ女子を喰うよりも、純粋にプロレス観戦を楽しもうって考えにシフトチェンジいたします。
まっ、男にとって、プロレスって楽しいものですもんね。
若くて可愛くもないプ女子に声をかけて、お化け屋敷気分を味わうくらいなら、純粋にプロレス見たほうが1000倍楽しいです。
これに困ったのが、モテると聞いてプロレスの会場にやってきた若くも可愛くもないプ女子達。
モテるどころか、存在さえも認識してもらえません。
たまに声をかけられたと思ったら、昔ながらのプヲタっぽい男が無理して声をかけてきただだけだったりするのです。
じゃ、プ女子もプロレスを楽しんで…って言ったところで、最初からプロレスになんざこれっぽちも興味ないんないんだから、全く意味も分かりません。
中には、そこから本当にプロレスにハマっるようなプ女子もいますが、グッズを買い漁って、イケメン風男性レスラーに、お情けでハグとかしてもらうのが関の山でしょう。
その間にも、若くて可愛いプ女子は、イケメン風男性にモテまくった結果、いろいろあって兄弟が増えていき、気まずさから会場から足が遠のいていきます。
残るのは、若くも可愛くもないプ女子ばかりになってしまいます。。南無~。
プ女子はどこからやってくる?
少し視点を変えて「プ女子はどこから来るの?」を考えてみましょう。
当然ですが、プ女子といえど、何もないところから突然発生するものではありません。
みな、プ女子の「プ」の文字がつくまでは、ただの女子。
プロレス以外の何かに夢中になっていたはずです。
- 鉄道
- アニメ
- 登山
- ゲーム
- カープ
ザッと列挙すると、これらに夢中になっていた女子が、なにかのハズミでプ女子になったのではないでしょうか。
えっ、私は何十年もプロレス見ているですって?
あなた、そもそも女子じゃなくなってますよね。
これらのジャンルは、もともとは男性中心の世界でしたが、ブームに煽られて「なんとか女子」なんて言葉でブームになったものばかりです。
最初は「なんとか女子」なんて言われてチヤホヤされていたはずなのに、徐々に生態系が崩れて、「なんとか女子」の中でも格差ができてしまいます。
若くて可愛い女子と、若くも可愛くもない女子に分かれてきてしまい、モテるのは若くて可愛い女子ばかり。
若くも可愛くもない女子は、存在さえ否定され「なんとか女子」でいられなくなります。
そうして、弾き出されてきた「なんとか女子」が、「プ女子」となってプロレス会場に巣食うようになるのです。
このように、若くて可愛い女子ばかりがいると喧伝されてきたプ女子も、良い思いをする女子が少しずつ抜けていき、代わりに入ってくるのは、他から弾き出されてきた「なんとか女子」ばかり。
気づいたらアレなプ女子ばかりが残るようになります。
えぇそうです。
それが今の、プ女子の質が落ちてきた要因です。
なぜプロレスを見るの?
あまりにアレなプ女子ばかりが増えると、プ女子目当てのそれなりにイケメン君たちもプロレスの会場に来なくなり、従来通りのプヲタばかりが残ります。
女性たちは女性たちで、モテないと分かると会場から足が遠のき、たまに来ていた若くて可愛いプ女子さえも来なくなってしまいます。
プ女子という言葉が使われるよになって2年も経つと、若くて可愛いプ女子はほぼ一巡して、他のジャンルに行っちゃってます。
今から、若くて可愛いプ女子目当てで、プロレスの会場に来ても遅すぎます。
というか、そんな無粋な気持ちでプロレスの会場に来ないでください。
プロレスの会場はプロレス好きがプロレスを楽しむための聖地。
それ以上でもそれ以下でもありません。