開幕まで後10日。ついに、『WORLD TAG LEAGUE 2018』の出場チームが発表されました。
例年2ブロックに分かれて争われてきましたが、今年は全14組が1ブロックで戦います。これは、前身「G1 TAG LEAGUE」以来11年ぶりのこととなります。
ワールドタッグリーグ出場チーム
さて、気になる出場チームは下記の通り。
- 真壁刀義&トーア・ヘナーレ
- 天山広吉&小島聡
- 永田裕志&中西学
- 吉田綾斗&海野翔太
- ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー
- マイケル・エルガン&ジェフ・コブ
- 石井智宏&矢野通
- バレッタ&チャッキーT
- ハングマン・ペイジ&高橋裕二郎
- タマ・トンガ&タンガ・ロア
- 鈴木みのる&飯塚高史
- ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
- ザック・セイバーJr.&タイチ
- EVIL&SANADA
あれ?
これ、ワールドタッグリーグ戦ですよね。
なんか……、
ハンディキャップマッチが混ざってないですか??
だって、1勝もできなさそうなチームが7チームくらい混じってますよね。
7チームって半分ですよ、半分!
だったら、全勝するチームが半分くらい出てきてもおかしくないんじゃないの!!(計算おかしい)
決定!注目するのはココだ!!
気を取り直して見ていきましょう。
タマ・トンガ&タンガ・ロア
まずは、現IWGPタッグ王座チームのタマ・トンガ&タンガ・ロア組。
とはいえ、1ヶ月前に獲ったばかり。まだ防衛戦はしていません。
まぁWTLで勝とうが負けようが、東京ドームでタイトルマッチやるんだから、どこが勝ち上がってきても問題ないです。
むしろ問題なのは、彼らが優勝しちゃったとき。
優勝したら、当然ドームでのタイトルマッチがなくなります。
じゃ、彼らが同時に保持しているNEVER6人タッグの防衛戦ってなるだろうけど、もう一人の保持者、ボンソル石森さんのカードが決まってるから、それもできません。
じゃ、どうなるのかというと、ベルト持ったままワールドタッグリーグに優勝したGODは、東京ドームのカードから溢れることに……って地獄ですわ。
まぁええけど。
EVIL&SANADA
次に前々王者組のEVIL&SANADA組……なんだけど、最近は影が薄いです。
直前に行われた大阪大会では、EVILさんは内藤さんのステップにされちゃった感だし、SANADAさんはカード自体が組まれませんでした。
じゃ、ワールドタッグリーグをステップにして……ってなるけど、新日本プロレスの場合、タッグ王座を獲ると、トップどころから外されちゃうんですよね。
あんまタッグは重要視されてないし、そもそも主要なシングルマッチはすでに埋まっちゃってるし。
もし彼らが優勝逃しちゃったらどうなるんだろう?困ったときに救済策NEVER6人タッグ戦は上記の理由でできないし。
優勝して、やっとタッグのタイトルマッチ。もし負けたら、最悪ドームのカードから溢れるなんてことも……って地獄ですわ。
天山広吉&小島聡
次に、天山広吉&小島聡組。
もうずいぶんトップどころから退いている感じだけど、調べてみると2年前まで(2017.3.6~4.9)まで、IWGPタッグ王座を持っていたみたい。。
獲った相手、WTLにエントリーしている矢野&石井組だから、それより新しいです。
東京ドームって、普段プロレスに来ないような人もたくさん来る会場だから、そういう人たちにテンコジタッグの知名度はめちゃくちゃ響きます。
ドームの第3試合くらいでテンコジがタッグ王座に挑戦して、会場に集まったオッサンファンを軽く盛り上げる。
なんて展開も良いんじゃないかしら。
石井智宏&矢野通
揺れるCHAOSからのエントリー、石井智宏&矢野通組です。
唯一、シングルのベルトを持った石井さんのチーム(ザックあたりがいっぱ持ってるのは知らん)。
さっき言ったみたいに、テンコジの前にタッグ王者だったチームです。
もし、ケイオスの中に裏切り者が……なんて話題がWTL中も生きるのなら注目してもいいかも。
裏切り者は矢野さんだ、石井さんだなんて勝手に盛り上がることでしょう。
WTLの結果に興味のないファンがねっ!
ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
さてさて、大本命のK.E.S.、ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組です。
個人的趣味が入るけど、もうここが全勝優勝で良いです。
WTLは全91試合でしたっけ?
じゃ、勝ち点182点でK.E.S.が全勝優勝で良いでしょ(計算おかしい)。
IWGPタッグ王座の防衛回数を調べてみましたが、防衛回数が0回~2回で変わってばかり。4代前のハンソン&レイモンド・ロウ組が3回。あとは2014年~2015年で保持した、カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組までさかのぼって6回。
そりゃあ、タッグ王座の印象が薄いわけです。
じゃ、どうすればいいかというと、圧倒的強さでベルトを長期保持したらいいです。
ついつい忘れちゃう「今のタッグ王者ってどこだっけ?」なんて問題もこれで解決。ベルト持ってるの、ずっとK.E.S.なんだもん。忘れようがありません。
ワールドタッグリーグまとめ
ワールドタッグリーグのルールを見ると、最終戦で1位チームと2位チームが優勝決定戦を行うみたいです。
12月9日(日)岩手・岩手産業文化センターアピオにおいて、全公式戦終了時点の1位チームと2位チームが時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う。
K.E.S.が182点獲っちゃったら決定戦ができなくなりますね。あとのチームは全敗で0点、横並びだから(計算おかしい)。
さらに読み込むと、次のことが書かれてました。
なお同点チームが複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定する。)を行う。
つまり、2位で優勝決定戦に進出するチームを、残りの0点13チームが争うってことです。
ルールは状況に応じて決定するそうですが……、
面倒だから、13wayでいいよ。