2018年5月22日(火)。
新日本プロレスが後楽園ホールで興行を行います。
おそらく、多くの人が観戦に訪れるでしょう。
しかし、この日は水道橋駅が異形の者たちであふれかえります。
赤、黄、桃、紫の衣装を身にまとった異形のものたち……、
彼らの正体は……、
ももいろクローバーZのファンの人達、いわゆる「モノノフ」と呼ばれる者たちです。
5月22日(火)は、ももいろクローバーZが、後楽園ホールすぐ横の「東京ドーム」で、初の単独ライブを行います。
後楽園ホールを含む水道橋駅周辺は、モノノフたちであふれかえります。
東京ドームvs後楽園ホール
東京ドームと後楽園ホールは、とても近いです。
両会場ともプロレスで使われるため、興行がバッティングすることがあります。
古くは、週刊プロレスの夢の架け橋とSWSがバッティングしましたし、最近では、新日本プロレス東京ドーム大会と東京女子後楽園ホール大会がバッティングしています。
プロレスに限らず、ドームでの野球やライブとプロレスが、バッティングすることもあります。
興行戦争と表現されることもありますが、2つの会場でイベントが重なることはめずらしいことではありません。
ももクロの集客力
ここで、ももいろクローバーZの集客力を見てみましょう。
2018年、現時点でももいろクローバーZは2回、大きな会場でライブを行っています。
一回目が千葉県の幕張メッセで、観客数は約3万人(ライブビューイング除く)。2回目は滋賀県東近江市の「春の一大事2days」で、観客数は合計約3万人(ライブビューイング除く)。
滋賀県の観客数は少なく思えますが、地方なのに加え、最寄り駅からシャトルバスで約30分という立地を考えますと、大したもの。
集客力では、プロレスが束になってかかってもかないません。
5月23日の東京ドームライブには、約3万人以上のモノノフ(ももクロのファン)が、後楽園ホール周辺を含む、水道橋を埋め尽くします。
ももクロとプロレスのコラボ
これまで、ももクロとプロレスは何度も興行コラボを行ってきました。
- 全日本プロレス両国国技館に、ももクロがゲスト出演
- ももクロ中野サンプラザホールライブに、武藤敬司がゲスト参戦
- ももクロ武道館ライブに、CHAOS勢か乱入
- ももクロのイベントに、スターダムが提供試合
- 新日本プロレス東京ドーム大会に、有安杏果(緑)がゲスト参戦
- ももクロライブで、プロレスの試合を提供
パッと思い付くだけで、こんなにたくさんコラボを行っています。
興行戦争をチャンスに!
行ってきたコラボの数から分かるように、プロレスとももクロは、とても相性の良いジャンルです。
水道橋で、同日同時刻にイベントを行うのも何かの縁。敵視するのではなく、何かのコラボができればと思います。
可能ならば、後楽園ホール前の広場で、観戦無料のエキシビションマッチ。もしくは、ラクーアで、選手のトークイベントなんていかがでしょう?
モノノフさんには、プロレスも好きって人が多いです。
やって損することはないはずですよ。
本気で本気で本気で本気で、コラボしてほしいです。