最近プロレスを見ても、何がおもしろいのか全く分からないという人は、意外と多くいるようです。
なぜ分からないのか?
理由を教えます。
プロレスのおもしろさが分からない理由
新日本プロレスでは選手層が一気に若返り、会場は熱気に満ちている。そこで見られる闘いは、かつてのアントニオ猪木や長州力の時代にあった遺恨や確執をテーマに置くものではなく、明るくて華やかな格闘エンターテインメントに様変わりしている。
棚橋弘至、オカダ・カズチカ、真壁刀義ら代表選手は、テレビやメディアにも多く出演。それぞれにスター性を発揮し、観客をぐんぐん引っ張っていく。また、プロレスを愛好する女性ファンは「プ女子」とも呼ばれ、2015年を代表する新たなトレンドにもなっていた。
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こういったニュースを耳にして、久しぶりにプロレスを見に行ったという人はいませんか。
だけど実際に見に行ってみると、あまりおもしろくなかったかと思います。
なぜでしょう?
答えは簡単、それは最近のプロレスが、高齢者を対象としていないからです。
考えてもみてください。新日本プロレスは売上100億円の上場企業を目指しています。
「2020年には、新日本プロレスの上場をめざす」との宣言を実行すべくまい進する。木谷社長の狙いと今後のビジョンを聞いた。
そのためには、金もない伸びしろもない古い世代を対象にするよりも、自由に使えるお金を持った、若い世代を対象にするのは当然の戦略です。
若い世代は、向こう何十年もプロレスを見に来てくれる可能性が高い。だから、これから伸びる企業が若い世代を対象にするのです。
高齢者を対象にするのは、現状維持、もしくは緩やかな下降線を目的とする企業のみ。
新日本プロレスが若い世代を大切にするのは仕方のないことなのです。
おもしろさが分からないときの対処法
では、せっかく見に行ったのに、おもしろさが分からないときは、どうすれば良いのでしょうか。
これも答えは簡単です。
「帰る」です。
考えてもみてください。
安くはない入場料を払ってプロレスを見に行ったのに、おもしろさが分からなかった。お金を無駄にした。
ここまでは仕方ないでしょう。
しかし、さらに大切な時間までを無駄にすることはありません。その時点で席を立てば、時間の消費は最小限に抑えられるのです。
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それを変に粘って、つまらなそうな顔した高齢者が会場にいすわると、周りにいるお客さんにも悪影響を及ぼします。
せっかくプロレスを楽しみに来てるのに、横でつまらなそうにされると興ざめ。さらに悪態までつきだしたら、その日のプロレス観戦は最低のものになるでしょう。
周りのお客さんにそういった思いをさせないためにも、早めに席を立つのが最適なのです。
プロレスが面白くないのは誰の責任か?
あなたがプロレスのおもしろさが分からないのは、あなたの責任ではありません。
原因は最近のプロレスがあなたの古い感性を対象にしていないことにあります。
そんなプロレスを「流行っているから」や「周りで見ている人が多いから」なんていう理由で見に行ったところで分からないのは当然です。
悪いことは言いません。今、自分が興味のあることに全力を注ぎましょう。
プロレスはプロレス
ただし、ただしですよ。もし「プロレスがおもしろろう」とか「見に行きたい」なんて、自らの意思で感じたときは、すぐにでも見に行ってみてください。
あなたが昔見ていたプロレスとは、少しだけ違った見えるかもしれませんが、プロレスはプロレス、根っこは同じです。
すぐにおもしろさが分かるようになります。
最近のプロレスもおもしろいですよ。
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