前哨戦の数だけ強くなれるよ。オカダ・カズチカvs柴田勝頼の両国決戦

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前哨戦の数だけ強くなれるよ。オカダ・カズチカvs柴田勝頼の両国決戦
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新日本プロレス両国国技館大会「SAKURA GENESIS」の対戦カードがが決まりました。

メインイベントは、IWGPヘビー級選手権試合「オカダ・カズチカvs柴田勝頼」。

ニュージャパン・カップを制した柴田勝頼選手の挑戦表明を受けて組まれたカードです。

それを受け、3/25から開幕した、新日本プロレスの新シリーズ「Road to SAKURA GENESIS 2017」では、毎日のように前哨戦が組まれ、両国決戦を盛り上げています。

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毎日のように続く前哨戦

とはいえ、この前哨戦。

なんと、4月4日の後楽園ホール大会以外、メインイベントは全て、オカダ・カズチカ選手と柴田勝頼選手が対戦するタッグマッチでの前哨戦となっているのです。

もちろんパートナーなど、多少の変化は付けられていますが、基本的に構図は変わりません。

両国国技館を迎えるまで、毎日ほぼ同じカードで、オカダ・カズチカ選手と柴田勝頼選手は戦い続けるのです。

前哨戦はマンネリか?

これだけ、同じような対戦カードが続くと、「マンネリでは?」と感じる人も多いでしょう。

しかし、ちょっと待って下さい。

たとえ全く同じカードだったとしても、プロレスに同じ試合は一回たりともありません。

それどころが、同じカードを続けることによって、プロレスの試合はより洗練していくのです。

観客と作り上げる楽曲

これは「歌」だって同じ。

アーティストが新曲を発表するのは、ほとんどが大きなライブの会場です。

事前に「重大発表」や「大切なお知らせ」と言った前置きがあるときもありますが、ライブ会場でおもむろにアーティストは新曲を発表し、初めてファンの前で披露します。

もちろん、ファンの誰も聞いたことがない新曲なので、思い入れも馴染みもありません。

静まり返った会場の中、手拍子程度のノリでファンの元へ届けられます。

しかし、新曲だって時間が経てば、おなじみの曲へと進化しておきます。

その頃には、曲の聞き方も理解され、曲中に入れるコールなんかも定着してきます。

それに伴い、アーティストとファンの一体感が増していき、同じ曲であるはずなので、曲自体が洗練されていきます。

実際、アーティストもファンの反応によって、曲にちょっとしたアレンジを加えていくこともあるのです。

メインイベントのキーワード

ずばり、今回のタイトルマッチのキーワードは「3年間」です。

柴田「“約束したヤツ”がいんだよ(※場内驚き)。3、4年前かな?(※場内さらに驚き) ……オカダー!!(※大歓声&大拍手&大『オカダ』コール)」

引用:新日本プロレス公式サイト

ニュージャパン・カップで優勝を決めた後、リング上で柴田勝頼選手が放った言葉です。

このセリフは2014年2月に、IWGPヘビー級王座を防衛したばかりのオカダ・カズチカ選手が、リング上で視察戦を繰り広げた柴田勝頼選手に放った言葉を受けての返答です。

オカダ「もし、このベルトに挑戦したいんだったらな、3月・・・(※場内どよめき)。3月から始まる『NEW JAPAN CUP』に優勝してから来い(※大拍手)。ただし! 順序どおりにな。挑戦して来い。俺と向き合えば挑戦できる!? そんな甘くねぇんだ、バカヤロー!(※大拍手)」

引用:新日本プロレス公式サイト

表舞台と裏街道

これまで、新日本プロレスでは、オカダ・カズチカ選手と柴田勝頼選手の対戦はほとんど組まれておらず、シングルに限ると2013年のG1クライマックス公式戦で対戦したのみ。

柴田勝頼選手に言わせれば、新日本プロレスが「オカダ・カズチカ選手を過保護にしてきた」ですし、オカダ・カズチカ選手がに言わせれば、柴田勝頼選手が「肝心なところで結果を出せなかっただけ」となります。

どららの言い分が正しいかは、実際に戦ってはっきりさせるしかありませんが、自ずと「3年間表舞台で活躍してきたオカダ・カズチカ選手と、裏街道を彷徨ってきた柴田勝頼選手」という構図が強調されるでしょう。

現状、ファンの支持はオカダ・カズチカ選手が優勢ですが、新日本プロレスがこの構図を強調することで柴田勝頼選手の支持が高まり、五分の状況で両故国国技館のタイトルマッチを迎えられるかもしれません。

弱点の3年後

一つ気になるのは、たった一度だけ組まれたシングル戦、2013年のG1クライマックスで、惜しくも敗れた柴田勝頼選手が試合後に語ったコメントです。

柴田「負けたけど、コメント出そうか? 今日の一戦で、オカダの弱点、見抜いた。それと同時に、ちょっとプロレスが楽しくなってきたよ。負けたけどね。ちょっと前向きに。悪いけど、なんか『G1』とかそういうのを抜きにして、『ああ、これがチャンピオンなんだ。おもしれぇな』」
——印象が変わった?
柴田「変わってないよ。“鉄人28号”だもん。ま、(弱点は)言えないけど。これはもう、俺が、まあ、いつになるかわからないけど。アイツが、もしタイミングと、すべてが噛み合ったときに。別にタッグとかなんでも。ベルトとか関係ないんで。またやることがあったら、ちょっとオカダの弱点を見抜いたんで。大きな収穫じゃないかなと思いますけどね・・・。ちょっと楽しくなってきた(ニヤリ)。申し訳ないけど、ちょっと楽しい。ありがとう!(※と言い残して去る)」

引用:新日本プロレス公式サイト

柴田勝頼選手は、はったりで物事を言う選手ではありませんので、おそらく、3年前のこの時点でオカダ・カズチカ選手に弱点はあったのは確かでしょう。

ただし、弱点を見つけたのは3年前の話。

今もオカダ・カズチカ選手に、同じ弱点が残されているか、現状のところ不明です。

これについては、柴田勝頼選手も会見で明らかにしませんでしたし、オカダ・カズチカ選手も触れることはありませんでした。

3年前では確かに差があった、オカダ・カズチカ選手と柴田勝頼選手ですが、この3年間で、プロレスラーとして成長したのはどちらなのでしょうか。

前哨戦によって洗練されていく

基本的にプロレスの試合は、いきなり大きな会場で、シングルでの対戦が組まれることはありません。

今回の新日本プロレスのカードのように、オカダ・カズチカ選手と柴田勝頼選手のタイトルマッチが決まったら、それに伴い、タッグマッチを中心に前哨戦が組まれるもの。

ファンの前で前哨戦を行い、ファンの反応を確かめながら少しずつアレンジを加え、より洗練されたカードへと昇華していくのです。

そして、最高のカードへと仕上がった状態で、タイトルマッチが行われます。

前哨戦の数だけ強くなれるよ。

新日本プロレス、IWGPヘビー級選手権試合「オカダ・カズチカvs柴田勝頼」。

両国国技館決戦、見逃せませんよ。

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