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新日本プロレス棚橋弘至、エースと呼ばれる人は何をしているのか?

      2016/09/11

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新日本プロレス棚橋弘至、エースと呼ばれる人は何をしているのか?

新日本プロレスの棚橋弘至選手が、思い悩んでいるようです。

2015年は1.4東京ドームでオカダ・カズチカ選手を相手にIWGPヘビー級王座を防衛、その後はいったんベルトを落としたものの、夏のG1クライマックスで優勝し挑戦権利証を獲得。そのまま下半期の新日本プロレスをリードし続け、2016年の1.4東京ドームでオカダ・カズチカ選手の持つベルトに挑戦しました。

ここまでは良かったのですがその後がよくありません。

1.4東京ドームではIWGPヘビー級王座の奪取に失敗し、2月に行われたケニー・オメガ選手とのIWGPインターコンチネンタル王座決定戦でも敗退。3月に開催されたニュージャパンカップ2016では一回戦敗退と、2016年に入ってから良いところが全くないのです。

ついには「棚橋とエースにズレが生じ始めている」と週刊プロレス1840号で弱音まで吐く始末。このまま棚橋選手はプロレス界のエースからフェードアウトしてしまうのでしょうか。

チャンピオンでなければエースではない?

エースとは何でしょうか?エースと呼ばれる選手は何をしているのでしょうか?

棚橋選手は「チャンピオンはエースじゃなきゃいけない」という前提で話を進めていますが、本当にそうなのでしょうか?

エースと呼ばれる人は何をしているのか?

 

それを知るために、この書籍を紹介します。

この書籍はモーニング娘。やAKB48など、およそ200万人以上にダンスの指導をしてきた夏まゆみ先生の著書。安倍なつみさんや前田敦子さんなど、エースと呼ばれる人間を数多く育ててきたからこそ分かる「エースの持論」がたっぷりと詰まっているのです。

さっそく見てみましょう。

チャンピオン≠エース

最初に夏すみれ先生は「エースとセンターは全く違う」と言い切ります。

ここで言うセンターとは、チーム全体の中心ポジションに立ち、「チームの顔」として振るまうことの人を指します。つまり、プロレスで言うとチャンピオン。新日本プロレスで言うとIWGPヘビー級王者なのです。

一方エースとは、自分自身の実力や魅力を、発揮するべき場所で十分に発揮し、輝いている人のことを指します。

少し漠然としています。どういうことなのでしょうか?

他の箇所ではこのようにも書かれています。

エースとは会社でナンバーワンの営業成績をおさめる人や町内会で地域に貢献する人、また、子宝に恵まれて母になる人のこと。

つまり、それがどこであろうと、自分自身が輝き自分にあった最高の場で活躍する人こそがエースなのです。

これをプロレスラーに置き換えると、第一試合でひたむきなファイトを見せて、観客の心を高ぶらせる若手選手や、それを受けて立つベテラン選手こそがエース。また、休憩前で愉快なプロレスを披露し観客を盛り上げる選手もエースと言って良いでしょう。

与えられた場所で役割を全うすることで、エースの資格を得るのです。

このエースの資格を持たない人はセンターという中心的役割を担うことはできません。つまり、エースになれない人はチャンピオンにもなれないのです。

チャンピオン≧エース

話が複雑になってきましたが、簡単にいうと次の通りです。

一般的にはこれまで「センター=エース」と考えられていましたが、夏まゆみ先生の著書によると「センター≧エース」になるのです。

エースと呼ばれる人は何をしているのか?

それでは、エースになるには何をすれば良いのでしょうか?

夏まゆみ先生は著書の中で次のように説明しています。

エースの資格

  1. 自己を確立し、
  2. 自信を持ち、
  3. 前に向かって進む

以上の3つです。ひとつずつ見ていきましょう。

1.自己を確立する

自己を確立するための第一歩は、自分が何を目指していて、そのために何をやればいいかを明確にすることです。

夏まゆみ先生は、目標を実現する方法として「階段の法則」を紹介しています。

これは最初に目標を設定し、それを実現するためのステップをひとつずつ明確にするという方法です。

例えば歌手になるという目標があるならば「歌手→ボイストレーニング→お金→アルバイト」というように、少しずつ今やれることに結びつけるのです。

プロレスで考えると「チャンピオン→試合に勝つ→強くなる→トレーニング」というところでしょうか。

「階段の法則」にシンデレラストーリのような近道はありません。一段ずつ地道に階段を上るしかないのです。

2.自信を持つ

自信を持つのはそれほど難しいことではありません。核となる強みをひとつでも持っている人は、それをよりどころにして、さまざまな困難を乗り越えていけるからです。

モーニング娘。のセンターとして活躍した安倍なつみさんは集中力という強みを持っていたそうです。この武器があるからこそ普段はポワッとしていても、モーニング娘。のセンターとして活躍できたのです。

これは「関節技では誰にも負けない」や「説得力のある必殺技を持っている」と考えてみると良いでしょう。「観客の心をつかむのには自信がある」でも良いかもしれません。

唯一無二の強みは個性にもつながります。個性はプロレスラーにとって必要不可欠な武器の一つです。

3.前に向かって進む

前向きに考え、行動できることは、ほかのどんな弱点を補ってあまりあるほどの強みです。

2016年3月27日をもってAKB48を卒業した高橋みなみさんは、グループ結成当初はダンスが下手でスキップすらできなかったそうです。しかし、何度バカにされても練習することをやめず、ついには総監督と言う立場を与えられるほどに成長しました。

プロレス界にはアントニオ猪木さん「馬鹿になれ、恥をかけ」という名言があるように、馬鹿にならなければプロレスラーは務まりませんし、恥をかかなければプロレスはできません。

前向きな気持ちは、人の達成力を強め実現のスピードを速めるのです。

心を揺さぶる言葉を使え!

夏まゆみさんは、上記の3つに加え言葉の重要性についても説いています。

どんなに努力を重ねていても、それが相手に伝わらなければ意味がないからです。そしてそれを伝える最適な手段が言葉を使うことなのです。

棚橋弘至選手は、これまで数多くの言葉を残してきました。

  • 100年に一人の逸材
  • 俺は疲れたことがない
  • 俺の進化がとまらなねぇ~!
  • IWGPは遠いぞ!
  • 愛してま~~す

などなど。

どれも棚橋弘至選手の言葉には力が込もっています。それは約20年にも渡るキャリアの中で自らが培ってきた経験が言葉に込められているからです。

だから、棚橋選手の言葉には心が揺さぶられるのです。

棚橋弘至の新しいエース論

現在の新日本プロレスは、オカダ・カズチカ選手の時代へと流れが加速しています。

これは木谷オーナーが明言しているだけに、抗うことはできません。

そうなると棚橋選手に求められる役割とは何でしょうか?

それは徹底的に阻止することです。

これまで棚橋選手が変えてきた新日本プロレスを、今度はオカダ・カズチカ選手がさらなる別のものへと変えようとしています。

オカダ選手が変えようとしている新日本プロレスに、棚橋選手の居場所はあるんでしょうか?

それがあろうとなかろうと、棚橋選手は徹底的に阻止し続けなければいけません。

オカダ選手が、新日本プロレスを変えることで自分を輝かせるのなら、棚橋選手は阻止することで自分を輝かせるのです。

新日本プロレスにとって、プロレス界にとってどちらが正しいのかは分かりません。

しかし、自己を確立し自信を持ち前に向かって進むことでエースの資格の得られるのです。

エースとして強烈に輝くことで、センターというチャンピオンへの道は開かれるのです。

だからまだまだ、棚橋弘至選手のエースは揺るいでなんかいないよ。

最後までお読み頂きありがとうございます!

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