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新日本プロレスやりたい放題の実態/あなたの知らない反逆マット世界

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新日本プロレスやりたい放題の実態/あなたの知らない反逆マット世界

ニャン2倶楽部やコミックメガストアで御馴染みのコアマガジンから、これまた御馴染みの「まんが あなたの知らない反逆マット世界」が発売されました。

相変わらず流用漫画中心…というか、ほとんどが既に見たことある漫画の中、新作は題材としやすい「PRIDE復活の裏で蠢いたカネと闇人脈!大晦日格闘技RIZIN生々しすぎる舞台裏」。

かなりシブいネタの「新旧クーデター未遂事件の真実 ジャパンプロレスとは何だったのか?」。

昨年揺れに揺れたスターダムの」「私刑!不倫!!ブ◯セラ!!!女子プロスターダム破廉恥スキャンダル事件の真相」などなどです。

その中でもプロレスファンの興味を引くのは新日本プロレスを題材にした「転落5秒前!新日本プロレス関係者が総スカンするやりたい放題の実態」でしょう。

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転落5秒前!新日本プロレス関係者が総スカンするやりたい放題の実態


スタイリッシュな闘いを売りに、プ女子と呼ばれる女性ファンの獲得に成功した新日本プロレスは一時の低迷期を完全に脱出。

プロレスブームならぬ、“新日本プロレス”ブームを巻き起こし、他の業界から注目を集めることに成功…と、ここまでは冷静に現状分析します。

ただし、持ち上げただけでは終わらないのがコアマガジンです。

「だが、果たしてこの栄華は長続きするのだろうか」とバッシングモードに入ります。

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新日本プロレスに、非常ベルは鳴っているのか?

ここでは、馬場猪木全盛期に長州力選手が発した「非常ベルが鳴っている」という言葉になぞらえ、今の新日本プロレスにも非常ベルが鳴っていると警笛を鳴らします。

いったいどういうことでしょうか?

最初に、新日本プロレスが隆盛を理由に、昔世話になった地方のプロモーターを軽視。さらに、イベント会社にも高飛車な態度で接していると説きます。

それだけではありません。

ファンも新日本プロレスの天狗っぷりに嫌気がさしてきていると報じます。

マッチメイクへの不満も続出。いまや新日本プロレス名物となったリターンマッチの連発を批判。

ファンだけではなく、実況するアナウンサーまでもが話すネタに困っていると描きます。

うん、ファンが飽きているのは気づいていたけど、アナウンサーまでもが困っているとは気づきませんでした。

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新日本プロレスがやりたい放題になった要因は?

さらに、新日本プロレスがこうなってしまったのは、ライバルとなる団体がいないからだと説明します。

ここでは、かつてライバルと呼ばれたプロレスリング・ノアを例に、実質上新日本プロレスの子会社であることを指摘し、ライバルたり得ないことを一因とします。

リング上でも鈴木みのる選手率いる鈴木軍に良いように振り回される始末。

さらには、そのマッチメイクがファンに不評で、古くからのノアファンが離れていると指摘します。

しかし、そんなにマッチメイクは不評でしょうか?

私など、それまでの超危暴軍やノーマーシーとかの軍団抗争よりもずっと面白いと思います。

ストーリー展開としては近年のプロレス界では大ヒットの部類に入りますし、それについていけない古くからのファンは離れてもらってもかまいません。

そのぶん新規ファンが増えてくれればOKなのです。ファンの新陳代謝も進んで結果オーライです。

興味深いのは、ノアに参戦中の潮崎選手がいずれノア軍を率いて新日本プロレスに侵略するという青写真。

これ、実現するかは分かりませんが、そこまで盛り上がってくれたら大成功だと思います。実現するためには、潮崎選手にはまだまだ頑張ってほしいですね。

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飯伏幸太の欠場理由は?

最後は欠場が続く、新日本プロレス&DDTにダブル所属の飯伏幸太選手に話を移します。

これについては、「・・・だろう」「・・・あるというのだ」「…言われています」「…ないだろうか」と得意の伝聞、推測系の断言を避ける表現を連発。

飯伏選手の今後はファンとしても心配なところですが、残念ながらコアマガジンさんでも明確な情報を掴めていないようです。

最後は、「我々の耳にも非常ベルが聞こえてきた」を格好良く締めます。

非常ベルがなっているのはプロレス界よりもむしろ出版界のほう。

せめて、この本もキンドルあたりでダウンロードできたら、少しは非常ベルも鳴らさずにすんだかもしれないのになぁ

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