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内藤哲也の制御不能な新日本プロレス【トランキーロ論】

      2016/04/17

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内藤哲也の制御不能な新日本プロレス【トランキーロ論】

新日本プロレス内藤哲也選手の周辺がまた騒がしくなってきました。

  • G1クライマックスでは予選リーグ敗退
  • ワールドタッグリーグ戦では決勝で敗退

結果だけ見ると、2015年下半期は結果を出せていないかもしれません。

しかし、新日本プロレス内で久々のユニット「ロス・インゴベルナブレス」を結成し、東京ドーム一色に染まることなく独自の路線で大躍進!

ここに注目した週刊プロレスでは「ドームについて誰に話を聞くのが一番おもしろいかと考えた」と判断し、内藤哲也選手のインタビューを敢行しました。

まさしく今が旬の内藤哲也選手の、2015年の下半期と来年を振り返ります。

夏から秋にかけてのまとめはこちらです

トランキーロは誰のため?内藤哲也は制御不能だけどブレていない

夢も主役もトランキーロ!新日本プロレス内藤哲也がインタビュー登場

ロス・インゴベルナブレス勢力拡大

両国国技館にパレハを連れてくる

下半期の内藤選手を語る上で避けては通れないのがパレハの存在です。

9月27日に開催された神戸ワールド記念ホール大会の試合後、次の両国国技館でパレハの存在を明らかにしました。

両国に俺のパレハ(相棒)を連れてくる
それは誰か?焦んなよ

(週刊プロレス1814号)

「パレハは誰だ?」

この発言がプロレス界の話題を独占。ちょうどこの時期、全日本プロレスでは潮崎選手が退団を発表しフリーとなったこともあり、様々な推測を呼びました。

全日本プロレスを退団した潮崎豪の今後を予想する

内藤選手自身もパレハの正体については沈黙を守り続けており、そのまま一切の情報が流れることなく10月12日の両国国技館大会を迎えました。

パレハの正体

「パレハは本当に存在するのか?」

あまりに情報が少なかったため、もしかするとパレハなんてものは存在しないのではと危ぶまれることもありました。

しかし、内藤選手は公言どおり両国国技館の棚橋弘至選手戦のセコンドに黒装束&シルバーマスクのパレハを帯同して入場。初めてパレハの存在を露にしました。

試合中は目立ったアクションを起こさなかったパレハでしたが、終盤になって試合に介入!リング上に上がりマスクを脱ぐとそこにはアメリカ遠征中の渡辺高章選手が姿を現しました。

渡辺高章選手は棚橋弘至選手にジャーマンスープレックスを見舞い内藤選手をアシストするも、惜しくも敗北。

しかし、渡辺選手はリングに入ってきた後藤選手に変形STOを見舞い強烈なインパクトを残すことに成功しました。

治療のためメキシコへ渡墨

両国国技館の試合後、耳たぶをしきりに気にした内藤選手はメキシコ行きを勝手に決断。次のシリーズを欠場して治療に専念することになりました。

内藤選手と入れ替わるように新日本にやってきたパレハこと渡辺高章選手は、EVIL(イービル)と名乗るも無言を貫いたため、一切の情報は明かされることなく、次のシリーズ最終日の後藤選手戦を待ちます。

メキシコから緊急帰国

シリーズ最終日の大阪府立体育館大会でEVIL選手は後藤選手とシングルを行いました。

これはEVIL選手の新日本プロレス内での立ち位置を占うための意味もある大事な一戦です。

しかし終盤、メキシコで治療中のはずの内藤選手が花道に姿を現し乱入!試合をぶち壊したためEVIL選手の反則負けが宣告される結果となりました。

試合後、内藤選手は次のようにコメントを残します。

俺のパレハ、EVILの試合、ちゃんと見た?次のワールドタッグリーグ、出場すっから。ここにいるEVILが俺のパレハだよ。

新日本プロレス

次シリーズの「ワールドタッグリーグ戦」に内藤選手がエントリーすることが決まりました。

2年連続、ラ・ソンブラ選手とエントリーしていた内藤選手にとっては、ある意味3年連続のロス・インゴベルナブレスとしての出場といって良いのかも知れません。

ワールドタッグリーグ戦開幕

新日本プロレスの年末恒例「ワールドタッグリーグ戦」が開幕しました。開幕戦となった後楽園ホールでは、公式戦が4試合組まれています。

内藤選手とEVIL選手の初戦は、現IWGPヘビー級タッグ王者のカール・アンダーソン選手とドク・ギャローズ選手です。

ロス・インゴベルナブレス勢力さらに拡大

タッグリーグ開幕戦ではEVIL選手、内藤選手とともにもう一人のシルバーマスクの男が現れました。正体は長期欠場中だったBUSHI選手です。

BUSHI選手はグリーンミスト(毒霧)をギャローズ選手に浴びせ内藤選手をアシスト。この瞬間、BUSHI選手のロス・インゴベルナブレス入りが確定しました。

BUSHI「まぁ今リングの上で起きたことがすべてであって、今この新日本のリングで一番刺激があって、魅力のあるトランキーロの世界、俺は内藤に付いていくことにした。以上」

柴田&後藤組から勝利で決勝進出

新加入したBUSHI選手のアシストもあってロス・インゴベルナブレスは勝利の山を築きます。両リーグ合わせてもトップの戦績で決勝進出を決めました。

ここで内藤選手は気になる発言を行います。

内藤「俺たちはここで宣言するよ。俺たちが優勝しても、東京ドームでは挑戦しません!」

ワールドタッグリーグ戦の優勝者は東京ドームでIWGPヘビー級タッグの王座に挑戦するノア通例。

しかし、内藤選手はワールドタッグリーグ戦が挑戦者決定リーグではないことを理由に、優勝してもIWGPヘビー級タッグに挑戦しないことを宣言しました。

内藤「タッグチャンピオンに勝つためのリーグ戦じゃないんだよ。リーグ戦は重要だけど、これは重要なリーグ戦の中の1試合に過ぎないから」

確かに、内藤選手は開幕戦で王者組に勝利したときも挑戦権を主張していませんでした。

G1クライマックスでも同様の発言をしたことがありました。このあたり、制御不能ながら正論を展開する内藤選手の持ち味が炸裂しています。

決勝で敗退し準優勝

ワールドリーグ決勝戦では惜しくもEVIL選手が本間選手に破れ優勝を逃してしまいました。

内藤「このタッグリーグにエントリーしている以上、優勝はもちろん、目指してたんでね。優勝できなくて、悔しいよ。」

重要なワールドタッグリーグ戦で優勝できなかった悔しさを隠しません。しかし、次のように続けます。

内藤「でもさ、そんな当たり前の目標は置いといて、それと同じぐらい大事だった、俺のパレハを全国にお披露目するっていう目標は、ある程度、達成されたかな。」

もう一つの目標、パレハのお披露目はある程度達成されたようです。

トランキーロ論

ここまで、内藤哲也選手の下半期を振り返ってきました。

ここからは週刊プロレス掲載にインタビューに沿って進めていきます。

ワールドタッグリーグ優勝の価値が低い

新日本プロレス1月4日の東京ドーム大会の全カードが決定しました。

WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム

内藤選手は全9試合中第6試合で、後藤選手とノンタイトルながらシングルマッチが組まれています。これは新日本プロレス三大シングルマッチの直前の位置。

タイトル戦線に絡めていなかったため、内藤選手は前半戦と思っていたようですが、下半期の活躍を見れば妥当な位置といってもいいでしょう。

しかし、ワールドタッグリーグ戦で優勝した真壁選手&本間選手のタイトルマッチが、自分の試合より前の位置に入っていることについては複雑な気持ちを隠しきれません。

内藤「それは嬉しくもあり、結局タッグリーグの価値ってこんなもんなの!?って疑問も生まれますね。」

週刊プロレス1827号

昔から新日本プロレスはシングル主体の歴史ではありますが、シングルのタイトルマッチを乱立させる前にタッグの価値をもう少しあげても良いのではないでしょうか。

数少ない勝ったことのない先輩

東京ドームで内藤選手の対戦相手は後藤選手に決定しました。

どちらかというと夏以降、内藤選手と構想を繰り広げていたのは後藤選手のパートナーである柴田選手だけに、この組み合わせは若干肩透かしの感が否めません。

しかし、対戦成績を見ると内藤選手はまだ後藤選手に勝ったことがないようです。

内藤「たしかに勝ったことのない先輩ってあまり残ってないですね。そんな中で後藤は貴重な存在ではあるけど、それはあくまで過去の話だから」

週刊プロレス1827号

勝ったことがないとはいえ、苦手意識はないことを強調します。

このコメントを見ても分かるとおり、制御不能になったとはいえ、内藤選手は基本的に相手を落とすような発言はしていません。

柴田選手にせよ後藤選手にせよ、これまで築いてきた実績を認めた上で、挑発するのがロス・インゴベルナブレスの流儀といっても良いのでしょう。

東京ドームの後

シングルマッチである以上、東京ドームでは後藤選手との闘いに何かしらの終止符が打たれるのは必須です。それではその後、内藤選手はどのように動くのがベストなのでしょうか?

東京ドームで組まれたのがシングル三大マッチの直前である以上、そこで勝てば次のステップに進むことができると考えるのは当然のこと。

問題は内藤選手がどのベルトに挑戦するかです。

IWGPヘビー級へ挑戦

ここ最近の内藤選手はシングル王座への手が届いていない状況が続いています。

そこで、以前から強いこだわりを持つのはIWGPヘビー級王座への挑戦をぶちあげてみてはいかがでしょうか。

直前の両国国技館では棚橋選手の持つ挑戦権に挑戦していますし、2013年の東京ドームではオカダ選手とタイトルマッチを行っていますので挑戦資格は十分。

しかし、内藤選手と同じようにIWGPヘビー級王座戴冠歴のない後藤選手に勝ったところで、王座奪取への機運が高まるかといったら、少々疑問が残るところではあります。

IWGPインターコンチネンタルへの挑戦

対戦相手の後藤選手は前IWGPインターコンチネンタル王座です。

ならば、後藤選手に勝てば挑戦権が転がり込んできてもおかしくはないでしょう。

現IWGPインターコンチネンタル王者中邑伸輔選手はっ東京ドームで場レットクラブのリーダーAJスタイルズ選手を相手に防衛線を行います。AJスタイルズ選手はバレットクラブのリーダーである以上、勝っても負けてもバレットクラブに次はないでしょう。

これは内藤選手が次の挑戦に名乗りを上げるチャンスではないでしょうか。

ただし、内藤選手はこれまでIWGPインターコンチネンタルへの興味を示したことがありません。

このタイミングで、IWGPインターコンチネンタルへの挑戦を表明するのか気になるところです。

NEVER無差別級への挑戦

これまでの経緯を考えるとNEVER無差別級こそが次に内藤選手の狙うベルトなのかもしれません。

2013年の夏、G1クライマックスを初制覇した内藤選手はまっさきにNEVER王座への挑戦を口にし、実際にベルトを奪取。そして前王者の石井智宏選手を相手に失った経験を持っています。

NEVER王座のベルトも、真壁選手と石井選手がしのぎを削り色をつけてきたベルト。そこへ少しばかり色の違う本間選手が入ってきました。

NEVER無差別級王座のベルトは生まれ変わろうという状態です。

ま・ず・は・・・

ここ数年、内藤選手は屈辱を味わい続けてきました。

中でも最大の屈辱はG1クライマックスを制したにもかかわらず、ファン投票の結果により翌年の東京ドームのメインに立てなかったことでしょう。

当時はかなりショックを受けたようですが、今の内藤選手はそのことさえも糧として支持を集めています。

20代でIWGPヘビー級を獲れなかったこと、後輩のオカダ選手があっという間に追い抜いたこと、ブーイングを浴び続けてきたこと。

これらのマイナス要素を回収しまくってプラスに変えているのが今の内藤選手の印象です。

それならば、2013年のG1クライマックスで優勝しながら、IWGPヘビーよりもNEVERへの挑戦を口にしてファンを落胆させたというマイナス要素を回収しても良いのではないでしょうか。

そのとき、内藤選手は次のように言ってNEVER無差別級王座への挑戦をアピールしました。

「ま・ず・は・・・NEVERのベルト」

あれから2年以上が経過し、この言葉の持つ意味もだいぶ変わってきたように思います。

もう一度、内藤選手には同じ言葉を発してほしい。

しかし、言葉の持つ意味は、当時とはまったく違います。

NEVER無差別級王座の次は、IWGPインターコンチネンタル、IWGPヘビーへと歩みを進めてほしいと思います。

その意味を込めて「ま・ず・は・・・NEVERのベルト」です。

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