NOAH勢の反撃が始まった!
2015年年頭からNOAHマットを進行し、メンバー全員でシリーズにフル参戦している鈴木軍。
ここまで8試合を消化し、勝敗・印象共に鈴木軍が圧倒しております。
しかし、序盤こそ圧される場面が多かったNOAH勢も、ここに来てようやく反撃を開始。
特に、直近で行なわれた前橋・後楽園大会では、大将・鈴木みのるを含むタッグで勝利を奪い、後半戦に向けて結束を高めました。
NOAHのリングに活気が戻ってきた!
これまで、NOAHはリング上の闘いこそ評価が高いものの、発信力が致命的に弱く、集客に苦戦していました。
ところが、鈴木軍が来てから、NOAHの注目度が急激にアップ。
週刊プロレスでもカラーページで扱われることが多くなりました。
もし、鈴木軍が来ずに、従来どおり団体内対抗戦をのままシリーズを迎えていたと思うとゾッとします。
2月22日の後楽園ホール、3月15日に有明コロシアムも、チケットの出足が好調でホッとしています。
次期シリーズも、NOAHは安泰…でしょうか!?
前述したように、NOAHは元々リング上の戦いには定評がありました。
そのため、鈴木軍の話題性はノアにとって願ったり叶ったり。
仮に、3月15日の有明コロシアムで鈴木軍の抗争が終結したとしても、鈴木軍見たさに来たファンがNOAHの会場に残る可能性もなきにしもあらず。
そうなれば、次のシリーズは鈴木軍の力を借りなくても会場を満員にすることが可能でしょう・・・・・・
・・・・・・なんてことを考えているスタッフ・レスラーがいたとしたら、改めてほしいと思います。
今、ファンが求めているのはリング上の闘いよりも刺激です。
鈴木軍去ったあと、去年までのNOAHに戻ったとすると、集客だって一斉に落ち込みますよ。
リングに上がって、良い試合をしました、勝ちました。
それだけじゃ楽しめません。
そこに、リアルの闘いがないとファンは寄り付かなくなります。
NOAHに必要なのはリアル!
3月15日以降、鈴木軍がNOAHに上がらなるかもしれません。
そうなる前に、NOAHは自前で話題を提供できるようになる必要があります。。
どのようにすれば話題を提供できるようになるのでしょうか?
それは、今、鈴木軍がNOAHのマットに上がっている間に盗まなくてはなりません。
少なくとも、昨年まで続けられていた、BRAVE、NO MARCY、超危暴軍の抗争ではファンを呼ぶのは不可能。
それは、昨年までの集客が証明しています。
鈴木軍との抗争後、いったんユニットを解体しても良いと思います。
フェイクではなく、リアルの闘いが必要!
なぜ、丸藤選手とKENTA(現・イタミヒデオ)のライバル物語はファンに支持されたのでしょうか?
それは、お互いに負けたくないという気持ちが、フェイクではなくリアルだったからです。
プロレスファンは敏感に察知しますよ。
上っ面だけの抗争ではなく、真の意味での抗争を期待します。