大仁田厚が後継者探しを本格的に始めたのだろうか?:週刊プロレス1766号

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大仁田厚の電流爆破ツアーも、残すところ一試合のみ

邪道魂継承「電流爆破ツアー」もいよいよ大詰め。

3月の博多大会から始まったツアーも、いよいよ熊本と、12月に予定されている水戸大会で終了を迎えます。

FMW全盛期。どうしても電流爆破ツアーというと、都市部近郊のみでの開催が中心でした。

それら都市部で観戦することができなかった人たちのために、全国津々浦々に電流爆破を届けたいという思いで企画されたこのツアー。

途中から、W-1のKAI選手、鷹木信吾選手が邪道信者であったことを告白し、大仁田選手の邪道継承者に名乗りを上げました。

先日のKAI選手の電流爆破に続き、熊本大会では鷹木選手が電流爆破初体験。

おおよそ、ドラゴンゲートというデスマッチから遠く離れたイメージを持つ団体所属の選手だけに爆破シーンは圧巻。

鷹木選手は、試合最初の爆破を含む、計2回の爆破を体験しました。

試合後、鷹木選手は、試合前も、試合中も電流爆破にビビっていたことを吐露しながらも、最高のリングであると表現。

邪道信者として、大仁田選手の電流爆破継承者争いに名乗りをあげたのです。

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最も正当な後継者が田中選手なのは間違いない!

鷹木選手、KAI選手と、邪道信者勢が大仁田選手の後継者争いを名乗りをあげる中、胸中複雑なのが田中将人選手です。

ご存知のとおり、田中選手はFMW全盛のころからの大仁田選手の弟子。

今となっては伝説の川崎球場大会も何度も経験しています。

また、田中選手は、かつてのFMW所属選手であった、市原選手、上野選手、雁の助選手、隼選手、工藤選手、中川選手、牧田選手などなど、大仁田選手の愛弟子ともいえる選手たちが、それぞれの事情でマットを離れる中、今も現役バリバリの選手として活躍している数少ない選手の一人です。

近年は新日本プロレスやZERO-1など、正統派スタイルでの活躍が多かったため、大仁田選手の継承者であるという印象は薄いものの、後継者第一コンテンダーといえば、やはり田中選手です。

ボクは大仁田さんの遺伝子…FMWに入門していろいろ教わって、大仁田さんの試合をセコンドでいちばん見てきた人間なんで。誰か他の者が継承するんであれば、自分がって気持ちはあるし。
田中選手のコメントを見ると、他の選手継承するならば、自分が継承したいという、ある意味控えめな名乗り上げ。

この控えめなところが、実績、歩んできた道を見ても明らかに邪道を継承すべき人間でありながら、印象の薄い理由。

もっとも、大仁田選手が、田中選手のように正統派としても通用するだけのポテンシャルを持った選手に継承することを嫌ったという面もありますが、やはり勿体ないように思います。

限られた時間の中での後継者探し!

とはいえ、田中選手も既に41歳を越えて、ベテランといっていいほどのキャリア。

現時点で田中選手が邪道を継承したとしても、そこからの発展性は限られています。

それは、この日対戦相手であった高山選手や、金村選手とて同じ。

邪道を、未来につなげる為には、熊本大会で爆破初体験を受けた鷹木選手。また名古屋大会で同じく初体験を受けたKAI選手が継承したほうが、邪道をおもしろいものに構築してくれそうなのも事実。

現在、57歳の大仁田選手は還暦での電流爆破デスマッチを希望しています。

そうするとそれまで3年間は現役を続けることでしょう。

脇役というポジションを最も嫌う大仁田選手にとって、自らが一歩引くと考えはありません。

言い換えると、邪道継承に残されたタイムリミットは3年間となるのかもしれません。

それまでに、名乗りをあげた中から邪道継承者は出るのでしょうか?

もしかすると、それはいまだ名乗りを上げていない意外な名前なのかもしれません。

大仁田選手の後継者探しはまだまだ続きます。