公開爆破実験に、必要不可欠なもの:週刊プロレス1702号

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公開爆破実験に、必要不可欠なもの:週刊プロレス1702号

横浜大決戦を前に、なんともなつかしい、公開爆破実験が都内某所で行なわれた。

事前に用意されたマネキンに爆弾ジャケットを着せて、さらに白石社長の顔写真までつける徹底振り。結果、爆発の衝撃でマネキンは木っ端微塵、「果たして結末は・・・」とのキャプションまで付けられる渾身のレポートが掲載されている。

非常に期待を煽る実験だが、個人的に、残念だった点が二つある。一つは、実験が屋外であったこと。こういった実験はアンダーグランドのものなので、できれば、どこかの体育館、もしくは道場など、薄暗い屋内で行なって欲しかった。

そしてもう一つ、それは現場に戦う二人がそろわなかったこと。これが非常に重要で、昔、まだ大仁田がデスマッチ全盛であったころ、大舞台での爆破マッチが決定するたびに、公開爆破実験が行なわれていた。

大抵は、スイカやかぼちゃなどの日常に見かける素材に爆弾を仕掛け、故・新井社長のカウントダウンが響く中、野菜が木っ端微塵に吹っ飛ぶのである。その一部始終を神妙な顔つきで見つめる大仁田と対戦相手。というのがデスマッチ前の定番であった。

対戦相手役は松永が一番はまり役だったと思う。あの暗い目つきが爆破の危険性を一層盛り上げてたように思う。さらには、なぜか爆破の衝撃で怪我までしたりなんかしていたのもポイントが高い。次の対戦相手は、ノアの杉浦なのは間違いない。ぜひ、ノアの道場で、田上社長立会いのもと、ダイナミックな神妙な顔つきをみせてほしいものである。